くろじさんブログ

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妊娠初期症状と兆候、つわり期間と対策をまとめてみました

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妊娠初期症状や兆候、体調の変化、つわり期間を自分の経験を元に綴っていこうと思います。

「妊娠したのかな・・・?」とネットで調べてみても情報の多さで何を信じて良いか分からなかったり、「つわりがあまりに辛いけど解消方法ないかな・・・?」と調べても少しずつ自分と症状が違っていたりと、状況や変化や重さは人それぞれ違います。

私の経験を事細かに記すことで、"一例として"どなたかの参考になればと思います。

 

妊娠するまでの経緯

もともと、今年の夏辺りから子供を授かる準備をしようという話をしていたのですが、いざ始めても、すぐに授かれるのか、そもそもお互い授かれる身体なのかも分からない。ならもう 始めよう!という結論に至り準備を開始!

まず、amazonで婦人体温計を購入し、アプリ(moon)をダウンロードして基礎体温を付け始めました。そして、とある日、夫婦の営みがあり、アプリを確認してみると、たまたま妊娠の可能性が高い時期でした。

私たちは、もしかしたら授かるかも知れないね~~^^、なんて冗談半分に話していました。

参考:moon

約2週間後、生理の時期が近づいて、いつも通り胸の張りや生理前の兆候が現れたので、残念!今回は授からなかった。と夫に報告。

ところが、数日経っても生理は始まらない(私の生理周期は28日でした)。あれれ??と思っている内に、前回の生理から30日が経過。今まで遅れたことが無かった私は、もしや!と、いろいろネットで調べました。使っていたアプリで妊娠のセルフチェックが出来たので、それも確認しました。

http://www.flickr.com/photos/79079800@N00/5533714729

photo by Cooky Yoon

そこでは、高温が続く、胸が張る、下腹部が痛む、眠いにチェックをしたと思います。結果は、妊娠の可能性はありますが。。。1週間以上過ぎるまで待ちましょう、でした。逸る気持ちを堪えてここは冷静になりしばらく様子を見ることに。

しかし、やっぱりいつもと違うのです。異常な肌荒れや、微熱が続き(37.2-5℃)、何しろ身体がだるい。生理開始予定日から5日後、遂に我慢できずに妊娠検査薬を購入。夫にはすぐ戻ってくるから一緒に確認しよう!と約束をして、トイ レに駆け込みました。

おしっこをして、ズボンを上げている間の数秒で既にくっきりと線が。。。あ。。。!こみ上げる喜びが溢れそうになるのを我慢して、ダッシュで夫の元へ。あっけなかった~(笑)けど、抱き合って大喜び。直ぐに家族に報告しました。

※過去5年間位の間低容量ピル(OC)を飲んでいました。お金もかかるし、恐らく飲み始めた頃から体質も変わってるはず。そろそろ自分の自然な生理サイクルを知りたいと思い、飲む のを辞めました。

妊娠初期 (妊娠5週目~14週目)

つわりが始まるまでの間 (妊娠5週目~6週目)

さて、妊娠検査薬で陽性の反応が出たので、早速病院選びを始めました。

なるべくなら医療に頼らず産みたいという希望があり、現在お世話になっている助産院を夫が見つけてくれました。取り敢えず予約の電話をしてみましたが、現在5週目ですと伝えたところ、まだエコーで確認するには早すぎるとの事で、第6週に入ってから診察してもらうことに。

この週は、胸が張ったり、腰が痛かったり(左側にぎっくり腰になりそうな痛み)、身体がだるいといったような症状がありました。肌荒れも続き、あご周りや頬骨辺りに大きなにきびが沢山できました。 

初めての診察

夫も一緒に助産院へ。院長が診察して下さったのですが、とても優しい方でほっとしました。助産院は医療処置が出来ないため、トラブルがあれば病院で出産することになってしまいます。

早速エコーを当ててもらったところ、小さな袋が確認出来ました。これが妊娠している証拠です。おめでとうございます!と言ってもらいました。その日は、出産までの健診予定や母子手帳についてなど、簡単な流れを聞いて終わりました。

初のエコー写真

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次の健診は、1ヵ月後に提携しているクリニックでの初期健診です。妊娠中、特にトラブルが無ければ、クリニックにお世話になるのは、初期・中期・後期の3回だけです。 

つわり (妊娠7週目~14週目)

7週目に、前から予定していた旅行に行きました(助産院では、つわりが重くなければ気にする事無い。お母さんが楽しんでいるほうがいい、と言ってくださいました)。

実はこの数日前から、酷い頭痛や軽い吐き気の症状が出ていました。又、普段履いていたスキニーパンツが下腹部を圧迫するので履きたくなくなりました。なので、ウェストがゴムになっているスカート かワンピース等、お腹を締め付けない服装に変更しました。

空港に向かうまでの電車でムカムカ。何か食べ物を口にしていないと、胃が落ち着かない様な状態。今までの様に、1日3食を 規則正しく食べる事が出来ないので、皆に合わせて食事することが出来ませんでした。

バッグには、カロリーメイトベビースター(なぜか凄く食べたかった)、飴等を常備していて、 気持ち悪くなると口にしていました。。。今まで乗り物酔いは無かったのに、旅行中の車移動はずーーっと気分が悪かったです。

何しろ24時間船酔いしてる状態なので(よく二日酔いに似ているとも いいますね)。2泊3日の旅行は、こんな状態で心から楽しむことは出来ず。。。でも、行った事に後悔はしてません(笑)!  

ここからしばらくこの食べつわりと格闘する毎日が続きます。元々吐けない体質で、小学3年生以来吐いたことが無く、吐くことに恐怖心さえありました^^;。

仕事中は、こんにゃく ゼリーや飴、一口サイズのパンなどを口にしていました。常に口にしていないと落ち着かないもう一つの原因は、何を食べても後味が悪いからです。その後味を消すためにも食べ続けざるを得ないという感じでした。

体重管理については、正直考える余裕がありませんでした。あまり量を食べられないので、あまり気にすることは無いと思います。

さて、結局どのような 症状が現れたかを下にリストアップしてみます。 

症状 (食べつわりのみ)
  • 吐き気(常に船酔い状態)
  • 肉の塊り、甘い物が食べられない(ウィンナーやひき肉は大丈夫)。
  • 急にジャンクフードやがっつりしたものが食べたくなる。
  • 水を飲むと気持ちが悪い。どんな飲み物も少量しか飲めない。
  • 凄く疲れやすい。
  • 寝起きがとにかく気持ちが悪い(転寝から目覚めた時も)
  • 眠りが浅い、又は殆ど眠れない。
  • 気持ちが悪くて目が覚める。
  • 歯磨き粉の味が吐き気を催して使えなくなる。
  • 乗り物酔い(特に車)
  • えずく (もう飛び出してしまえ!て思っても何も出ませんでした^^;)
  • えずいても、5分後にはなぜかホットドッグが食べられる。
  • 夜遅くなるにつれて吐き気が増す。
  • 食事の準備はほぼ無理。
  • 横になる事と食べる事かしか出来ない。

あるとほっとした食べ物は、トマト、マンゴ、パイナップル、レモン味のスパークリングウォーター、梅など酸味のあるものでした。 

その他の症状
  • 腰痛(仰向けで横になっていると、寝返りする時に腰が外れそうな痛み)
  • 頭痛
  • 妊娠前よりくしゃみが出やすくなる。
  • 下腹部が痛む(生理通のような痛さ)ので、早く歩けない。
  • 身体がだるいので、横になりたい。
  • 少量の出血(茶褐色)。

※心配で助産院に連絡したところ、クリニックが休診日だったため、会社近くで病院を探してみてと指示がありました。受診した結果、問題はなく赤ちゃんは元気でした。

つわりのピーク

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photo by allspice1

12週目に入った頃、症状が治まって来たかも!と思ったのも束の間。12週~13週にピークに達しました。この期間は症状が重かったです。とにかく気持ち悪かったし、どうにもこうにも身体のコントロールがきかなくて、やたらと泣きました。

仕事は3日連続で休んだりで、結局その月は10日程しか出社出来ず。。。お給料にもろ響いてしんどかったです^^;。会社に休みの連絡するのが申し訳なくて、気を使いましたが、上司には妊娠のことを早めに伝えていたので、そこはもう仕方ない!と割り切りました。又、部長が子育て経験のある女性で、辛い時は時間ずらしたりしていいからね、と優しく接して下さいました。本当に感謝しています。 

つわりの終わり

14週目のある日の夕方、お腹が空いたので非常用に取っておいたインスタントのスープパスタを食べました。すると、あの後味の悪さがないことに気が付き、もしかして!やっと終わりが来たかも!!そこから症状が一気に無くなっていき(2日程で)、つわりは終わりを迎えました。

丸々2ヶ月間つわりと格闘しましたが、インターネットで調べた感じでは、私は軽いほうだったのかも知れません。それでもしんどかったです。

夫の存在をこれほどありがたいと思ったことはない、という位感謝しています。疲れている中、買い物、夕飯の準備、お弁当作り、洗濯、掃除 と全てやってくれました。なので、つわり中はお母さんと呼ぶほどでした。本当に頭が上がりません。ありがとう!

つわりを乗り越えての感想

つわりは本当に辛いです。症状も人それぞれなので、インターネットでいくら調べても全く同じ症状の人はいないと思います。私の周りにつわりがほぼ無かった人が結構多いので、休んだりしている自分が甘えてるように思ってしまいがちでしたが、これから妊娠を経験される方へのアドバイスとしては、他人と比べないことです。

難しい事ですが、こんなに医療が進んでいる現代でも、未だにつわりの原因は解明されていない程の未知なものですから、自分の身体と相談して、ちょっとは無理できる状態なのか、ゆっくり休むべきなのか決めた方がい いと思います。

もちろん職場の理解や家族の支えがあってこそ可能なのかも知れませんが、無理しても自分が辛いだけですし、赤ちゃんに何かあったとしたら、それが母体原因でなくてもショックを乗り越えるのが更に辛いと思います。パートナーがいらっしゃる方は、どれだけ辛いのか、どんな症状があってどんな状態なのかを出来るだけ詳細に相手に伝える事をお勧めします。

コミュニケーションの一部としてとても大切ですし、これが出来るか出来ないかで、今後の夫婦関係が見えるのではないかと思う位大事な事だと思います。4週違いで妊娠している友人も同じ事を言っていました。

次の記事では、つわり後の体調の変化について書いていきます。

くろじ