くろじさんブログ

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子育てママが教える「それ、出産前に知りたかった!」知識 ~妊婦編~

 

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photo by HoboMama

妊娠前から、出来る限り母乳で育てたいと思っていたし、赤ちゃんがおっぱいを吸えばすんなり母乳は出るものだと思っていました。

 

確かにそうなのですが、赤ちゃん側にもうまく吸えるようになるまで練習が必要だし、お母さん側も母乳をあげる姿勢やタイミング等、赤ちゃんと二人三脚で訓練が必要なんだな。。。と、しばらく不安な日々を送るのです。

 

実はおっぱいで悩むお母さんは結構多いんだよ、と入院中に助産師さんがいっていました。もちろん、私もその一人。退院後は、たった一人で赤ちゃんと向かいあうので、更に不安でいっぱいになりました。おっぱいにもこんなに準備が必要だなんて、、、産前から知っておきたかった。

 

おっぱい以外にも、こんな事知らなかった!とびっくりすることが沢山あるので、記事にしてみました。

 

おっぱいマッサージ

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photo by HoboMama

私がお世話になった助産院では、早くからおっぱいマッサージするように勧められていました。それは、母乳はお母さんの血液からできているため、血の繋がったお母さんのおっぱいが一番体に優しいから。

 

実際、おっぱいが出るのは、出産を終えてから(胎盤が体から離れてから)なのですが、産後授乳に悩まない為にも、産前から準備を始めておく必要があります。

 

と言っても、私も出産を経験してみてわかったのですが、産前はおっぱいのことを優先に考えるのは難しいですよね。妊娠初期はつわり、それが終わったと思ったら、お腹が急激に大きくなってきて動きづらくなり、更には体重を気にしなくちゃいけないなど。。。妊娠中は何かと変化が絶えないので、体も頭も忙しいですから。。。

 

私は、妊娠後期(32週位?)に健診で助産師さんにやってもらうまで、殆どやっていなかったです。正確に言うと、どうやっていいか分からなかったのです。実際、マッサージ方法が書いた書面を随分前にもらっていて、お風呂から上がったら時々やっていたのです。やっていたつもりでした。

 

しかし!健診でマッサージをしてもらったら痛いのなんの!自分でやっていたマッサージは撫でている程度でしかなかったということが判明^^;

両方で10分程だったでしょうか。私は、右の方が硬いらしく、確かに右のほうが痛かったです。途中、透明の液が出てきたり、おっぱいも準備を開始してくれている事がわかりました。他の人はわからないのですが、私は元々両方ともしこりがあり、それがマッサージしてる時すごく痛かったです。現在子供は4ヶ月ですが、2ヶ月位になった頃には、自然とこのしこりはなくなりふにゃふにゃになりました。それと同時におっぱいを飲む量が増えました。おっぱいを飲む量が増えたからしこりが取れたのかわかりませんが、連動しているように思います。

 

会陰マッサージ

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photo by latisha (herbmother)

 

これもとっても大事です。会陰マッサージとは、その名の通り会陰をマッサージするのです(笑)。助産院では、会陰切開をしないため、出産前に会陰を柔らかくしておく必要があります。

因みに、私がお世話になった助産院では、よつん這いで出産します。そのほうが産道が下に向くので、自然な体勢で会陰が切れにくいのです。赤ちゃんにとっても楽です。

 

結果から言うと、私は裂けませんでした!なので、産前にイメージしている血みどろな状況にはなりませんでした。

正確にいうと、皮の表面が切れたと言っていました。なので、産後3日までクリップで留めていた程度です。クリップの部分がが引きつって、寝返りをうったりトイレ中気を使いましたが、大きい方も問題なく出来ていました。

3日後、クリップを外してもらったら、とっても快適になりました!

 

そもそも、なぜ出産が血だらけなイメージになってしまうかというと、病院ではほぼ会陰切開をしますが、それが原因だそうです。切開するときにまず血が出るし、赤ちゃんが出てきた時にそこが裂けてしまう為です。なので、本来赤ちゃんは血だらけで生まれてくるわけではないんだよ、と助産師さんが教えてくれました。

 

私の夫は出産に立ち会いましたが、血は得意ではなかったので心配したそうです。なので、ツルンとした状態で赤ちゃんが出てきたことにまず驚いたと言っていました。

 

さて、会陰マッサージについてですが、私は3回しかやりませんでした。本当は、妊娠後期に入る前からやったほうが良いのですが。。。^^;それでも切れなかったので、効果はあるということだと思います!

 

生活の◯でカレンデュラオイルを購入。買うサイズに迷ったのですが、赤ちゃんにも使えるし、傷口にも使えるなど産後も重宝しそうだったので、大きいサイズを購入しました。

 

さっそく助産院からの指示通りにやってみたのですが、お腹がだいぶ大きくなっていたので届かない(笑)!届いたとしても触れるほど。。。なので、すぐに諦めて旦那さんにお願いしました。

夫婦とはいえ、初めは照れくさかったですが、これも出産に向けての共同作業!ま、あっさりと真面目に取り組みました(笑)。暫く、力の加減とか角度とか探り探りでしたが、すぐに慣れましたよ。1回につき15分ほどだったでしょうか。

 

2回目からはすんなりと、そして会陰も少し柔らかくなったように感じました。おしり側の皮が伸びにくいので、そこを重点的に4時-8時の角度でマッサージです!

詳しいやり方については、かかりつけの助産院に聞くかネットで検索してみて下さいませ。

 

そんなこんなで、出産が予定日より18日早かった私は3回しかできませんでした^^;いつ生まれてくるかは、それこそ赤ちゃん次第なので、なるべく早くから取り組むことをお勧めします。

 

会陰マッサージでほっこりエピソードがありましたので、別の機会にブログ書くことにしました。

 

悪露について

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photo by James Theophane

悪露とは、出産により剥がれ落ちた子宮内膜や、胎盤が会ったところの傷口から出る分泌物の事です。

 

産後の体がしんどい原因の一つは、悪露だったように思います。1時間おきの授乳やオムツ替え等、赤ちゃんのお世話で不安は尽きない上に、まとまった睡眠時間が確保できないのは本当に疲れます。もちろんそれは自分でも想像はしていたのですが、悪露についてはほぼ無知でした。実際、お産が済むまでは他のことで頭がいっぱいで悪露を気にすることは出来ないですもんね^^;。

 

私はきっちり終わるまでちょうど1ヶ月程続きました。個人差はあるそうですが、大体2週間~1ヶ月だそうです。助産師さんにも2週間位と言われていたので、私は結構長引いたほうなのかなと思います。

 

出血の量は、産後数日でグンと減り、それからダラダラと生理が続くような感じです。生理は5日程で終わるのに対し、悪露は1ヶ月も。。。破水~悪露までのナプキンは助産院で用意されているのですが、退院までにほぼ使いきり、退院後は生理用ナプキンを使いました。

なにせ1ヶ月も続いたので、肌は荒れるわ蒸れるわで最後の方は本当に嫌でした。なので、子供に布おむつをしたのをきっかけに、今後は自分も布ナプキンを使うことにしました。布ナプキンだったらもうちょっと早く終わっていたかもしれないな~。

 

悪露の量は体調のバロメーターになります。悪露の量が増えたら、疲れているというサインだから、家事を減らすなり少し横になる等してできるだけゆっくりしてねと助産師さんに教えてもらいました。入院中は、頻繁に悪露の調子をチェックしてもらえるので心配ないし、わからないことがあれば何でも聞いてみると良いと思います。

 

 

産後、意外とびっくりすることが多い新生児の様子については、こちらを御覧ください。 

kurojisan.hatenablog.com

 

くろじ