くろじさんブログ

映画、音楽、政治、社会と妊娠日記

子育てママが教える「それ、出産前に知りたかった!」知識 ~赤ちゃん編~

http://www.flickr.com/photos/82327812@N00/14034712925

photo by ルーク.チャン.チャン

出産したと同時に育児が始まるわけですが、まず自分のやること全てがぎこちなく、不安でいっぱいになります。 おむつ一つ変えるだけでも、不安で仕方ない。。。

 

今思い出してみると何てことないけど、つい数ヶ月前は本当に半べそかきながら毎日を過ごしていました。育児って不思議だな~。でも、そんなことを忘れた頃に2人目を出産して、同じことで悩む可能性も無くはないし。。。

 

妊婦編に続き、産後赤ちゃんについてびっくりしたこと戸惑ったことを、記事にしてみました。

 

  • どす黒い胎便を大量にする
  • やたらとしゃっくりする
  • けっこうくしゃみをする
  • 授乳中の抱っこの仕方
  • ゲップのさせ方
  • おむつを変えるタイミング
  • 赤ちゃんの体温調節 

など

あげ始めると切りがないですが、ざっとこんな感じです。

 

出産前は自分の体調の変化についてばかり検索していたので、生まれてきたばかりの赤ちゃんはどんな様子なのか殆ど知りませんでした。そして言うまでもなく、生まれてきたわが子の扱いにとってもあたふたしました。

 

胎便は、お腹の中にいた頃に飲んだ羊水などですが、生後2日程出ました。結構な量が出ますし、深緑のねっとりしたうんちです。これが出終わると、ゆるい黄色いうんちに変化します。

 

赤ちゃんのしゃっくり

http://www.flickr.com/photos/51206207@N06/11555222005

photo by raruschel

 

予想外だったのは、新生児はしょっ中しゃっくりをするということです。個人差はありると思いますが、うちの子はおっぱいを飲むたびにしゃっくりしてたので、大丈夫なのか苦しくないのかすごく心配になりました。もちろん助産師さんは、全く問題ないしよくあることだよと教えてくれましたが。

頭ではわかっていても、退院後赤ちゃんと二人きりで過ごしていると、またしゃっくりをさせてしまったとか、苦しそうだからどうしようとか、やっぱり不安が消えない。

 

ネットによく書かれていますが、しゃっくりを止める一番簡単な方法は、おっぱいをあげることだそうです。確かにおっぱいをあげると止まりますが、今度はおっぱいの量が多いと吐きます。そして今度は吐かせてしまった!と又不安になるのです。

 

結果、そっとしておくのが良いのではという結論に至りました。だって、お母さんが焦ったところで、赤ちゃんのお腹の成長が早まるわけじゃないし。。赤ちゃんはちゃんと順を追ってしっかり成長していますので大丈夫なのです。その内慣れて、全然気にならなくなりました^^。面白いことに大人と一緒で、気がそれたり、眠りに落ちて呼吸が変わっただけでもすぐに止まったりします。

 

どのくらい頻繁にあるのかはわかりませんが、数日間続くしゃっくりだったり、吐き気を伴うしゃっくりは病気の可能性もあるらしいのです。でも、その場合は赤ちゃんも激しく泣くだろうし、何か他にも異常なサインを出すはずなので、赤ちゃんがけろっとしているようなら心配しなくても良いのではないかなと思います。

 

赤ちゃんのゲップの出し方

 

http://www.flickr.com/photos/22997058@N02/5964671485

photo by chris jd

うちの子がおっぱいをうまく飲めるようになったのは、2ヶ月位からです。本当に少しずつです。それまでは、おっぱいを飲んでもゲップがなかなか出ない→何度もダラダラ吐くの繰り返しでした。

それに、ネットで出てくるような肩に頭を乗せて背中をポンポンするやり方ではうちの子は出なかったです。げっぷの出し方にも個人差があるようなので、毎回毎回赤ちゃんとのコミュニケーションを取りながら感覚でわかっていくのだと思います。

 

暫くして、うちの子は縦抱っこを暫くしていると出ることに気づきました。初め本当にゲップをしないので、不安ながらも少しの間寝かせるようにしたのです。そして、少し経ってから抱っこをすると、けっこういいのが出たり出なかったり(笑)。そのときどきによって、出るタイミングは違いますし出方も違います。

ある時は、うまいこと空気のみ。ある時は、おっぱいと共に出たり。又ある時は、勢いよくびしゃっと出たり。。。出る時の態勢でも細かく違いがあります。うちの子は背中が丸まっている状態だとおっぱいが一緒に出てしまう事が多いです。

 

もし出なくても、おならや鼻から抜けて出るそうなので、無理矢理出させようとする必要はないと思います。3ヶ月にもなると、お腹も成長してくるし、いろんなサイクルがはっきりしてくるので、あの頃心配していたのがウソのようになります!

そりゃ、赤ちゃんは常に成長し続けているわけだから、同じ状態が続くわけ無いか!と納得^^喉につまらせるのが心配であれば、横向きに寝かせるとよいと思います。その場合は、背中側にタオルを置いて安定させてあげましょう。

今は4ヶ月なので、飲む量はだいぶ増えたし、飲んだ後抱っこしてると結構すぐにいいのが出ます。

 

赤ちゃんが授乳中に咽る

 

http://www.flickr.com/photos/20982744@N00/1237349771

photo by nathansnostalgia

 

飲んでる角度によって、赤ちゃんが咽ることがあります。実際しょっ中咽させてしまい、自己嫌悪に陥りそうでした。たんびに誤り、咽るわが子を見ては泣きそうになりました。。。

ネットで検索しみると、咽る行為ができるという事は正常です。と。

確かに~!大人だって同じだもんな。今でもたまに咽ますが、その姿にもこんな感じで成長が見られます。

 

全身で一生懸命咽るが、泣かない。

全身で一生懸命咽て、もー!苦しかったよ!って思いっ切り泣く。

咽ても物凄い苦しい様子じゃなくなる。

咽た後、咽ちゃった~ヘヘっと笑う。 ←今、ここです(笑)

 

こう綴ってみると、1ヶ月ごとくらいで成長してるんですね!私が心苦しくならなくなったのは、やっぱり2ヶ月過ぎたくらいですね。

 

授乳中の抱き方

 

http://www.flickr.com/photos/83850382@N02/16601905632

photo by bradfordst219

 

授乳中の抱っこの仕方も意外と悩みます。新生児の頃は特に。体はフニャフニャだし、おっぱいを吸う力も弱いので、お母さんがいいポジションを見つけて、いい具合に口を乳首まで持っていってあげないといけない。

だけども、赤ちゃんにはおっぱいを吸うための本能が備わっているので、自分でもおっぱいの匂いのする方へ頑張って顔を持っていきます。この姿がとても愛おしい!

 

入院中、助産師さんに勧められたのは縦抱きです。

これが私には難しかったのです。私が産前想像していたのは、横抱っこであげている風景だったので意外でした。

 

生まれたばかりの新生児は首も座っていなければ背中もぐにゃぐにゃで、座らせるのも難しかったです。何しろ一人目なので、何もかもが初めてだし。。。^^; それから、口を乳首の位置まで持っていき、そのポジションをキープする。教えられるがままにやってみるけど、自分の座り方も不自然で、その姿勢を10分、15分以上もキープするなんて。。。毎回汗だく&クタクタ。その上、赤ちゃんの心地よい姿勢に出来なくて咽させてしまう。。。泣きそうでした。

 

なので、ある助産師さんに聞いてみたのです。縦抱きじゃないとダメですか(心の中では半泣き^^;)、と。

そんなことないですよ。とあっさり。お母さんも毎回大変だろうから、自分の楽な授乳姿勢をいろいろ試してみるといいよ。と。なるほど~!横抱き、ラグビー抱き、添い乳、いろいろ教えてくれました。縦抱き→添い乳まで!

その助産師さんは年配の方で、こうじゃなきゃダメなんてのは無いし、赤ちゃんはそんな弱くないから大丈夫よ~という感じでした。2人目以降は、ながら授乳が楽勝で出来るらしいです。

 

現在、確かにご飯食べながらもテレビ見ながらもおっぱいあげられてます!あの頃悩んでたのが嘘のよう!2人目はどのくらい肝っ玉母さんになれるのかしら^^

 

縦抱っこを推奨する理由は、背中がまっすぐになるので赤ちゃんの成長に良い赤ちゃんの両手が空く左右平等に動ける。。。などなど。確かに良いこと尽くめなのは分かるけど、それがなかなか難しかったです。

 

そして案の定、退院後は抱っこの仕方で何度も泣きそうになりました。というか泣きました、何度も。おっぱいの時間がくるのが怖くなったりもしました。

 

ある日、母が家に遊びに来てくれた際、抱っこの仕方で悩んでると伝えたところ、無理に縦抱っこする必要無いんじゃない?この子のサイズとあなたのサイズが合うとは限らないし~、と言われました。

まず大切なのは、お母さんがリラックスした態勢が取れているかだそうです。

とりあえず母のやり方を試し、試行錯誤してこのようなやり方に落ち着きました。

 

  1. 両太ももの間に赤ちゃんのおしりを置く。
  2. 片方の腕で首と頭を支える。
  3. もう片方の手でおっぱいを持ち、乳首を赤ちゃんの口へ持っていく。
  4. 赤ちゃんが吸い出したら、口が乳首から外れないよう態勢をキープしながら、おっぱいから手を離し、
  5. 赤ちゃんの脚の間から、おっぱいを離した手でおしりを持ち、赤ちゃんのお腹とお母さんのお腹が向かい合うようにする。

 

大事なのは、赤ちゃんの口と乳首がまっすぐに向いていることです。初めの内は、赤ちゃんの力が弱かったり口が小さかったりで、おっぱいから口が外れてしまうかも知れません。これが咽る原因でもありました。

又、高さがうまくあわないようなら、赤ちゃんのおしりにタオルを敷いたりクッションを置いて調節します。

その後もまだ慣れず(慣れるのにどれだけ時間がかかるんだ!)、授乳クッションを買ってみましたが、結局しっくりこなくて使っていません。そうこうしてる内に娘が育ち、知らないうちに悩まなくなっていました。結構あっけないものです(笑)。

 

そして、その授乳枕は、うたた寝用の枕に最高です(笑)。

 

最後に

http://www.flickr.com/photos/70121902@N00/408442746

photo by Extra Medium

 

娘は4ヶ月。忘れない内にバッとブログに書いてみました。まだまだ新米なのですが、この数ヶ月を振り返ってみて大切だと思うのは、とにかくなるべく心をゆったりして過ごすことです。慣れるまではそうもいかないのですが、だからこそ。

 

育児にはマニュアルがないのです。そして、我が子を一番理解しているのは、医者でもなく保健師でも助産師でもなく、お母さんお父さんなのだと思います。これは自分にも言い聞かせているのですが、周りの情報と比べ過ぎない、惑わされないことが、幸せに子育てをするのに大切なのではないかなと思っています。

 

これから不安なのは、娘が風邪を引いたり、病気になったらどう対処していくかです。これも経験せずに学ぶことは出来ないですが、どういう治療法を選ぶのか、又、その場合どの医者にかかるのか、どの程度で医者に行くと判断するかを日々考えて備えることにします。

 

くろじ