妊娠9ヶ月目(32週~35週)で起きた体調の変化と気をつけたこと
現在9ヶ月4週目になりました。無事、33週3日で産休に入ることができました!
休みに入ってから、心が穏やかでとてもリラックスした日々を過ごしています。
9ヶ月の終わりを迎えて、体調の変化を振り返ってみます。
脚の付け根の痛み
photo by gareth1953 New Profile
32週に入った頃、脚の付け根に激痛が走りました。
ネットでよく書かれている脚の付け根の痛みを、この時初めて知りました。
寒気を感じる様な、股関節をグリッとやられたような痛みでした。
その日から、歩いている最中に度々この痛みを感じました。
おそらく、赤ちゃんが頭を動かす時に脚の神経をちょうど触るんじゃないかなと思います。
膀胱の圧迫
7,8ヶ月目の時は、しょっちゅう失禁してしまいそうな感じの圧迫だったのですが、9ヶ月目に入ってからは、むしろ痛い位の圧迫で尿が出にくくなります。
もちろん圧迫されていない時は全く問題ありません。
幸い、夜に尿意で起きる事はなく、ぐっすり寝られています。昼間は身体を動かす時間が多いので、それが赤ちゃんを刺激しているのか、その分尿意も多いです。
お腹の張りと便秘
9ヶ月目は本当にお腹がどんどん大きくなってくるので、仕事をしているとお腹の張りが本当にしんどかったです。
特に通勤・帰宅時の電車では座りたくてたまらなかったです。今までは、お腹の張りを我慢して頑張って階段を使っていたけど、この頃からお腹の張りが怖くなり、無理をせずにエレベーターを使うようになりました。
仕事帰りは足が浮腫んでパンパンな上、お腹が張って歩く早さは100歳並ですから。。
産休に入ってからは、自分のタイミングで動けるので、おなかの張りは落ち着きました。お腹が張ってもすぐに休める環境にあるので、辛い思いをする事はありません。
お腹が張ると腸が圧迫されて便秘気味になりますが、ただでさえお腹が大きくなって苦しいのに、便秘でお腹が張ると更に辛いです。
なので、私は毎朝決まった時間にトイレに行くよう習慣づけていました。もちろん出ない時もあるので、苦しければ1時間ずらして出勤することもしていました。
産休に入ってからは、時間に余裕がある上に、気持ちがゆったりしていて、便秘になることは今のところありません。
浮腫み
浮腫みに関しては、仕事をしていた頃と産休に入ってからの違いは一目瞭然でした!
私は座り仕事だった為、一日中同じ体勢で仕事をしてせいで、毎日足がパンパン。妊娠前は、靴下のあとが少し付く程度だったのに、妊娠後期のこの時期は、くっきり段差が付く上に、内側のくるぶしが見えなくなるほど浮腫みました。
体重が増加して既に身体が重いのに、足が浮腫むと更に歩くのが負担で、仕事から帰ってきたら本当にぐったりでした。
家では、お行儀が悪いですが、ソファに座ってテーブルの上に脚を伸ばして座っていました。これは助産師さんからのアドバイスでした。本当に横になったり、脚を伸ばして座るとすぐに脚が楽になります。
産休に入ってからは、朝からくるぶしが見えないという様な浮腫みはないです!
本当にびっくりしました。正直ここまで違いを感じるとは思いませんでした。産休に入るまで仕事をなさっているお母様方、本当に頑張っています!無理をせず、小まめに休憩をしてくださいませ。
眠気
実際、妊娠していてもしていなくても仕事中は眠くなってしまいますね^^;
私は、眠りづわりも無かったし、妊娠が理由ですさまじい眠気に襲われることは、ここ最近まで殆どありませんでした。妊娠初期は、微熱が続いたり、全身がソワソワして眠れないなどの影響で、寝不足になった記憶があります。
産休に入ってから、天気がいい日は昼間に外を歩いています。大体2、3時間程度なのですが、ついでに買い物をして帰ったりすると、結局重い荷物を持ってしまっています。妊娠後期は身体が重くなっているので、体力の消耗が著しく、帰って休憩していると物凄い眠気に襲われて、気づいたら昼寝をしているという感じです。
でも、仕事をしていた時に比べたら、寝たい時に寝られるなんて最高です!昼寝のせいで夜眠りにつけないということも無いので、それも今の幸福感に繋がっているのだと思います。先輩ママ達には、産まれたら本当に寝る時間が無いから、今のうちに寝ておきな!とアドバイスされますし、ま、いいか!と思って、眠気に逆らうことはせず過ごしています^^
運動
上記のように、昼間買い物がてらゆっくり時間をかけて歩くのが主ですが、外に出られなくてもできる事は沢山あるということで、助産師さんにいくつか教えて貰いました。いくつか挙げてみます。
脚上げ運動
まず両手を壁に当てて身体を安定させます。
脚を肩幅に開き、片方ずつ膝を高く上げる(腕に近づけるイメージで)。
右左1セットx20回。結構筋肉使います。個人で回数は調整すると良いでしょう。勢いに任せず、ゆっくり高く上げることを意識すると良いと思います。
又、お腹が大きくなっているので圧迫しないよう子宮分は脚を開いて行って下さい。
スクワット
しゃがむ時は、スクワットをする。下に物を落とした時も含めて、家事でしゃがむことがあれば、スクワットをイメージしてしゃがみましょう。
ポイントは、お腹を圧迫しないように背筋をきちんと伸ばすこと。
あと、しゃがむ前に脚の付け根をお尻にちょっと突き出してから下までしゃがむこと。
和式トイレをイメージ
これは2に似ていますが、和式トイレにまたぐ体勢はとても鍛えるのに良いそうです。
8ヶ月で旅行に行った際、夕飯を食べたお店が和式トイレだったのです。その時既にお腹も大きかったので、冷や冷やしながらしゃがみました。かなりきつかったです(笑)!
かかとはちょっと上がっちゃっていたし、壁に手を当てて支えていないと尻餅をつきそうで怖かったです。
妊娠前はまったく問題なくできていたのに。。。運動不足を痛感した思い出です。足首が硬くなっているせいだと思いました。
正座
そこで、足首を伸ばす体操です。といっても、正座するだけ。
長時間はやる必要は無いけど、お姉さん座りをしてお腹に負担をかけるより、正座をして足首を伸ばしなさいというアドバイスをいただきました。
もう一つは、脚を伸ばした状態で座り、足先を伸ばしたりかかとを突き出して、足首を伸ばすのも大切だと教わりました。足首が伸びることで、足の付け根まで刺激されて、子宮を支えるいい運動になるとのことでした。
肩周りのストレッチ
最後は肩周りのストレッチです。
両方の手のひらを肩に当ててから肘をぐっと行くところまでまっすぐ上げます。二の腕を伸ばすイメージで背筋も伸ばします。肘が開かないように注意しましょう。
ぎゅーっと伸ばしたら、肩を回しながらゆっくり下ろす。手はずっと肩に当てたままです。
ポイントは呼吸です。肘をゆっくり上げる時に息を吸って、肩を回して下ろす時は息を吐きます。肩を外から内に回す逆方向もやりましょう。10回ずつ。次の日結構筋肉痛になりました。
役に立つか分かりませんが、是非試してみて下さい。
座り方
これも助産師さんに教えてもらいました。お家にあるもので代用できれば、是非お試しを。
長座布団(子供用敷布団の大きさ)をグルグル丸めて、その上に跨いで座る。これは背筋も伸びるし、お腹に負担がかからないのでとても楽でした。あぐらをかく時は、この座布団を2つ折くらいにして、お尻に敷いてから座るととても楽でした。
こんな感じで9ヶ月目を過ごしています。後半は産休に入ったので、心が開放されて幸せ度が増しました。最近はベビー用品を集めたり、家の中の整理で割りと忙しくしています。
あと一週間でいよいよ正期産となります。産まれるまでの間、どれくらい記事が書けるか分かりませんが、どなたかの参考になればと思い、役に立ちそうな情報を出来るだけ綴っていきたいと思います。
くろじ